『マンダロリアン』が描いているのは、
『エピソード6/ジェダイの帰還』から約5年後の時代です。
スター・ウォーズの世界で使われている年号でいうと「9 ABY」にあたります。
皇帝もダース・ベイダーも倒れたあと、まだ銀河が落ち着ききっていない時期、と言いかえてもいいです。
映画のどれとどれの間なのか、下の表でいっきに見てしまうのが早いです。
| 基準になる出来事 | 年号 | マンダロリアンとの差 |
|---|---|---|
| エピソード4 ヤヴィンの戦い | 0 ABY | 9年前 |
| エピソード6 ジェダイの帰還 | 4 ABY | 5年前 |
| マンダロリアン シーズン1 | 9 ABY | ― |
| エピソード7 フォースの覚醒 | 34 ABY | 25年後 |
つまり旧三部作と続三部作のちょうど谷間、映画では誰も描いてこなかった空白の30年間に入りこんだ作品ということになります。
マンダロリアンの舞台は『ジェダイの帰還』から5年後の9 ABY
『マンダロリアン』の時代は、9 ABY、つまり『エピソード6/ジェダイの帰還』の5年後です。
これは推測ではなく、制作陣が最初から公表していた設定です。
2019年のスター・ウォーズ・セレブレーション・シカゴで開かれたパネルで、製作総指揮のジョン・ファヴローたちが「物語は『ジェダイの帰還』の出来事のおよそ5年後に起きる」と明かしています(StarWars.com公式レポート)。
配信が始まる半年以上前に、いちばん大事な数字だけは先に出していたわけです。
だから「5年後」という答えだけは、どこを調べても揺れません。
揺れるのはこの先の話で、それは記事の後半でくわしく見ていきます。
ABYという年号の読み方
ABYは、スター・ウォーズの世界で使われる年号の単位です。
読み方はむずかしくありません。
- ABY
After the Battle of Yavin の略。
ヤヴィンの戦いから何年たったか - BBY
Before the Battle of Yavin の略。 - ヤヴィンの戦いの何年前か
現実の世界でいう紀元前と紀元後、BCとADとまったく同じ仕組みです。
ちがうのは、キリストの誕生ではなくヤヴィンの戦いを0年に置いているところだけ。
ヤヴィンの戦いというのは、『エピソード4/新たなる希望』のクライマックスで、ルーク・スカイウォーカーが最初のデス・スターを吹き飛ばしたあの戦いのことです。
シリーズの第1作で起きた出来事を、そのまま銀河の暦の原点にしてしまったと考えるとわかりやすいです。
9 ABY=ヤヴィンの戦いから9年後。
この1行さえ頭に入れば、あとの話はぜんぶつながります。
ヤヴィンの戦いを0年にすると各作品は何年になるか
0年を決めてしまえば、あとは映画をその軸の上に置いていくだけです。
| 作品 | 年号 | できごと |
|---|---|---|
| エピソード1 ファントム・メナス | 32 BBY | アナキンが見つかる |
| エピソード2 クローンの攻撃 | 22 BBY | クローン戦争が始まる |
| エピソード3 シスの復讐 | 19 BBY | 帝国が生まれる |
| エピソード4 新たなる希望 | 0 ABY | ヤヴィンの戦い |
| エピソード5 帝国の逆襲 | 3 ABY | ホスの戦い |
| エピソード6 ジェダイの帰還 | 4 ABY | 皇帝とベイダーが倒れる |
| マンダロリアン | 9 ABY | ディンとグローグーが出会う |
| エピソード7 フォースの覚醒 | 34 ABY | ファースト・オーダーが動きだす |
こうして並べると、『マンダロリアン』が旧三部作にかなり近い位置にいるのが見えてきます。
ストームトルーパーの見た目が旧三部作のままなのも、TIEファイターがそのまま飛んでくるのも、単なる懐かしさの演出ではありません。
たった5年しかたっていないので、まだ装備が入れ替わっていないだけです。
『フォースの覚醒』までの25年という距離
反対側、つまり続三部作との距離はぐっと開きます。
『マンダロリアン』は『フォースの覚醒』の25年前にあたります(ディズニープラス公式ブログ)。
25年というのは、生まれた赤ちゃんが社会人になっているくらいの幅です。
レイもカイロ・レンもまだ生まれていないか、生まれたばかりの時期。
ファースト・オーダーという名前すら、この時点ではまだ銀河のどこにも存在しません。
『エピソード6』と『エピソード7』のあいだには約30年の空白があって、映画本編はそこを一度も描かずに飛び越えました。
『マンダロリアン』は、その30年の入口あたりに立っている作品だと思ってください。
「帝国が倒れたのに、なぜ30年後にまた同じような帝国っぽい組織と戦っているのか」
という続三部作への疑問も、この空白に何があったかを知ると輪郭がはっきりしてきます。
帝国が消えたあとの新共和国時代という時代背景
9 ABYの銀河は「新共和国時代」と呼ばれる時期にあたります。
反乱同盟軍が勝ち取った勝利のあと、新しくできた政府が銀河を治めはじめた時代です。
ただし、この時代設定でいちばん大事なのはここから。
帝国は倒れたけれど、銀河はまだ平和になっていません。
この「勝ったのに片づいていない」という中途半端さこそが、『マンダロリアン』という物語が成り立つ土台になっています。
帝国が倒れたのに残党が残っていた理由
帝国が消えたのに残党がうろついているのは、脚本の都合ではなく、時代の流れとして自然なことです。
『ジェダイの帰還』で倒れたのは皇帝パルパティーンとダース・ベイダー、つまり組織の頭の部分だけでした。
銀河じゅうに散らばっていた艦隊や部隊、それを率いる指揮官たちは、頭がなくなってもその場に残ります。
スター・ウォーズの大型データベースであるウーキーペディアによると、帝国時代そのものは19 BBYから5 ABYの「銀河協定」締結までとされています。
紙の上で帝国が終わったのが5 ABY、『マンダロリアン』が始まるのが9 ABY。
その間はたった4年です。
大きな戦争が終わってから4年しかたっていない世界だと考えると、モフ・ギデオンのような元帝国の高官が兵を抱えたまま辺境で好き放題しているのも、まったく不思議ではありません。
新共和国は生まれたばかりで、手が届く範囲もかぎられていました。
ディン・ジャリンが賞金稼ぎとして食べていけるのも、法の目が行き届かない星がいくらでもあったから。
西部劇のような空気は、この時代の設定からそのまま出てきています。
マンダロリアンが散り散りになっていた理由
ディンの一族が地下に隠れて暮らしているのは、帝国時代に起きた「マンダロアの大粛清」が原因です。
ウーキーペディアのマンダロアの大粛清の項目によれば、これは帝国がマンダロリアンという民族そのものを消しにかかった虐殺でした。
惑星マンダロアは核融合爆弾で焼かれ、磁場が乱れて外の世界から切り離されます。
地表は汚染されて住めないとされ、「呪われた星」とまで言われるようになりました。
このとき起きた「千の涙の夜」と呼ばれる出来事で、多くのマンダロリアンが命を落としています。
生き残ったのは、逃げのびた者と、身を隠していた者だけ。
- ボ=カターン・クライズ
外へ逃れ、ダークセーバーを失ったまま再起をねらう - チルドレン・オブ・ザ・ウォッチ
虐殺のあいだ姿を隠していたため生き延びた一派。ディンを育てた集団 - マンダロアに残った者
荒れた地表でサバイバル生活を続けていた
シーズン1でディンがベスカー鋼を持ち帰ったとき、アーマラーが妙に重々しい顔をしていたのを覚えているでしょうか。
あれは、帝国に奪われた自分たちの鋼が帰ってきた場面だからです。
9 ABYという時代は、マンダロリアンにとって民族が滅びかけたあとの数年間にあたります。
惑星マンダロアがたどってきた道
大粛清は、ある日とつぜん降ってきたわけではありません。
その前に、長い内輪もめの歴史がありました。
| 時期 | マンダロアの状況 |
|---|---|
| クローン戦争のころ (22〜19 BBY) | 平和主義のサティーン・クライズ女公爵が統治。 戦士文化に戻りたいデス・ウォッチが反発し やがてダース・モールが乗っとる |
| 帝国時代のはじめ (19 BBY〜) | 帝国が占領し 帝国側についたガー・サクソンが総督に。 マンダロリアンが同胞を取りしまる形になる |
| 反乱の機運 (2 BBY ごろ) | ダークセーバーが表に出てきて ボ=カターンのもとで再びまとまりかける |
| 大粛清 | 帝国が全力で叩きつぶす。 星は焦土となり、民族は銀河に散る |
| 新共和国時代 (9 ABY〜) | 散らばった者たちが少しずつ集まりはじめる。 『マンダロリアン』の時代 |
並べてみると、ひとつの流れが浮かんできます。
マンダロリアンは、外から攻められる前に、いつも自分たちで割れていました。
アーマラーが語る
「仲間どうしで争い続けるのを見るほうがよほど苦痛だった」
という言葉は、この数百年ぶんの歴史を背負っています。
ディンとボ=カターンがぶつかりながらも手を組んでいく話は、この時代背景を知っているかどうかで重さがまるで変わってきます。
スター・ウォーズ全作品の年表で見るマンダロリアンの位置
『マンダロリアン』は、シリーズ全体の時系列でいうと後半寄り、旧三部作のすぐ隣に入ります。
ただ、同じ時代を描くドラマがいくつも増えたせいで、いまは「マンダロリアンの周辺」だけで小さな年表ができるほどになりました。
まず全体の年表から見ていきます。
主要作品の年表
実写の主要作品を年代順に並べると、次のようになります。
| 作品 | 公式資料の年 | EMPIRE誌の年 |
|---|---|---|
| エピソード3 シスの復讐 | 19 BBY | 19 BBY |
| エピソード4 新たなる希望 | 0 ABY | 0 ABY |
| エピソード6 ジェダイの帰還 | 4 ABY | 4 ABY |
| マンダロリアン S1 | 9 ABY | 9 ABY |
| マンダロリアン S2 | 9 ABY | 9 ABY |
| ボバ・フェット | 9 ABY | 9〜11 ABY |
| マンダロリアン S3 | 9 ABY | 11 ABY |
| アソーカ S1 | 9 ABY | 11 ABY |
| スケルトン・クルー | 記載なし | 12 ABY |
| マンダロリアン・ アンド・グローグー | 記載なし | 12 ABY |
| エピソード7 フォースの覚醒 | 34 ABY | 34 ABY |
右の2列が途中から食いちがっているのに気づいたでしょうか。
同じ作品なのに、資料によって年が2年ずれています。
調べていて話が食いちがうように感じたなら、それは読んだ人の勘ちがいではありません。
元の資料の時点で割れています。
この理由は次の見出しでじっくり扱うので、ここではまず「シリーズ全体のどこか」だけ押さえてしまいましょう。

同じ時代を描く3つの作品との前後関係
『マンダロリアン』とほぼ同じ時代を描いている実写ドラマが3本あります。
ファンのあいだでは、これらをまとめて「マンドーバース」と呼んでいます。
- ボバ・フェット/The Book of Boba Fett
シーズン2とシーズン3のあいだに入る。中身はほぼ「シーズン2.5」 - アソーカ
シーズン3のあと。劇中でマンダロアでの戦いに言及されるので順番が確定している - スケルトン・クルー
シーズン3のあと。公式データバンクの海賊ヴェインの項目から前後関係がわかる
ここでいちばん気をつけたいのが『ボバ・フェット』です。
タイトルにマンダロリアンと入っていないので飛ばされがちですが、この作品の第5話から第7話には、ディンとグローグーの物語の大事な続きが入っています。
シーズン2の最後でルークに預けたはずのグローグーが、シーズン3の冒頭でなぜかディンの隣にいる。
その理由がまるごと『ボバ・フェット』の中で描かれています。
ここを飛ばすと、シーズン3が始まった瞬間に置いていかれます。
そして映画『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』は、シーズン3のさらにあと。
ドラマの続編にあたる作品です。
見る順番は公開順でいい理由
『マンダロリアン』まわりの作品は、公開された順に見ればそのまま時系列順になります。
スター・ウォーズは「エピソード4から公開されたのにエピソード1が過去の話」というややこしさで有名ですが、この一角にかぎってはその心配がありません。
- マンダロリアン シーズン1
- マンダロリアン シーズン2
- ボバ・フェット(第5〜7話は必須)
- マンダロリアン シーズン3
- アソーカ/スケルトン・クルー
- マンダロリアン・アンド・グローグー(映画)
この順で追えば、時代の流れとストーリーの流れがぴったり重なります。
旧三部作を見ていれば背景はいっそう飲みこみやすくなりますが、『マンダロリアン』は主人公自身がフォースにもジェダイにも詳しくない一般人なので、必要な説明は劇中で入ります。
予備知識ゼロでシーズン1の第1話から入っても、置いていかれることはありません。
シーズン1から映画までで時代はどこまで進むのか
ここからが、この記事でいちばん込み入った話です。
結論から言うと
シーズン1から映画までで作中の時代がどれだけ進んだかは、公式にもはっきり決まっていません。
「いつから」の答えは9 ABYで固まっているのに、「いつまで」の答えだけが宙に浮いている状態です。
調べても答えが出そろわないのは、この事情のせいです。
公式資料は「ぜんぶ9 ABY」としている
ルーカスフィルムが監修している公式の書籍では、驚くほどあっさりした答えが出ています。
ぜんぶ同じ年、9 ABYです。
- 『Star Wars: Insider』202号(2021年4月)
シーズン2の出来事を9 ABYと設定 - 『Star Wars: Timelines』(2023年4月/邦題『スター・ウォーズ タイムライン』)
シーズン1・2・『ボバ・フェット』の全チャプターを9 ABYと明記 - 『Star Wars: Insider』228号(2024年10月)
『アソーカ』第7話まで9 ABYと設定
この設定に素直に従うと、シーズン1の第1話から『アソーカ』の終盤まで、実に39話ぶんの出来事がすべて同じ1年のあいだに起きたことになります。
つまり公式の立場では、時代はほとんど進んでいません。
それでも劇中の描写は年をまたいで見える
ところが、実際に見ていくと「これが同じ年の出来事?」と引っかかる場面がいくつも出てきます。
わかりやすいのが、惑星ネヴァロの街です。
| 時期 | ネヴァロの街 | チルドレン・オブ・ザ・ウォッチ |
|---|---|---|
| シーズン1 | 賞金稼ぎと帝国残党がうろつく無法地帯 | 地下に潜伏 |
| シーズン2 | 治安が改善し、学校ができる | 散り散り |
| ボバ・フェット | ― | わずか3人 |
| シーズン3 | さらに発展し、海賊に狙われるほど栄える | 数十人規模に拡大 |
荒れ果てた宿場町に学校が建ち、そのうえで海賊に狙われるほど豊かになる。
3人しかいなかった集団が数十人にふくらむ。
これを1年でやるのは、さすがに無理があります。
グローグーの成長ぶりや、ディンとの関係の変わり方を見ても、数年が流れたと感じるほうが自然です。
ちなみに『アソーカ』の作曲家ケヴィン・カイナーはインタビューで、エズラたちについて「彼らは11年前と同じ人間ではない」と話しています。
この「11年」という数字が、あとで効いてきます。
EMPIRE誌は11〜12 ABYと並べている
2026年3月、イギリスの映画雑誌EMPIREが、スター・ウォーズ全作品の時系列をまとめた記事を出しました。
そこでのマンドーバースの並びは、公式書籍とはっきり違っています。
| 作品 | 公式書籍 | EMPIRE誌 |
|---|---|---|
| マンダロリアン S1・S2 | 9 ABY | 9 ABY |
| ボバ・フェット | 9 ABY | 9〜11 ABY |
| マンダロリアン S3 | 9 ABY | 11 ABY |
| アソーカ S1 | 9 ABY | 11 ABY |
| スケルトン・クルー | 記載なし | 12 ABY |
| マンダロリアン・アンド・グローグー | 記載なし | 12 ABY |
シーズン2からシーズン3までに約2年が流れた、という並べ方です。
ネヴァロの発展ぶりを思い出すと、こちらのほうがしっくりきます。
興味深いのは、2025年11月に出た公式資料集『Galactic Atlas: Updated Edition』でも、『アソーカ』の一部の出来事が11 ABYと書かれていること。
ただし同じ本の別の箇所では9 ABYとも書かれていて、本の中で矛盾しています。
カイナーの「11年」発言、Galactic Atlasの「11 ABY」、EMPIRE誌の「11 ABY」。同じ数字が3回出てきているのは、偶然ではないかもしれません。
ただ、EMPIRE誌の記事は制作陣から出た情報ではなく、書き手が調べて組み立てたもののように読めます。
公式設定として扱うには弱いのが正直なところです。

映画の年は今も決まっていない
映画『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』が何年の話なのかは、公開されたあとの今もはっきりしていません。
わかっているのは、シーズン3のあとという1点だけです。
ファン運営の大型データベースであるウーキーペディアも、この映画の年を「11 ABY以降」という幅のある書き方にとどめています。
さらに気になるのが、2026年4月に出た公式書籍『The Mandalorian Visual Guide』です。
この本ではマンドーバースの登場人物の年設定が、まるごと載っていません。
他の時代のキャラクターには年が添えられているのに、です。
ルーカスフィルム側が、この時代の年を細かく決めるつもりがないように見えます。
どう受け止めればいいのか
ここまで読んで
「じゃあ何が正解なの」
と思ったなら、その感覚が正しいです。
いまの時点では、こう整理しておくのがいちばん実用的です。
- 誰かに説明するとき
「ジェダイの帰還から5年後の9 ABYから始まる」でじゅうぶんです。ここは公式も揺れていません。 - シーズン3や映画の年を聞かれたとき
「9 ABYから数年のうち」とぼかすのが実態に近いです。断言できる資料がありません。 - 作品を楽しむとき
年号は気にしなくて大丈夫です。「何年も一緒に過ごしてきた2人」と受け取れば足ります。
年号がぴったり決まらないのは、作り手が物語のほうを優先しているからとも言えます。
そう考えると、この曖昧さもそれほど悪いものではないのかもしれません。
時代まわりで引っかかりやすい細かい疑問
本文で触れきれなかった、時代にまつわる細かい疑問をここでまとめて片づけておきます。
シーズン2にルークが出てくるのは時系列としておかしくないのか
おかしくありません。
むしろ自然です。ルークが皇帝を倒したのが4 ABYで、シーズン2は9 ABY。
たった5年しかたっていないので、ルークは全盛期の若さのままです。
エピソード7で年老いた姿になるのは、そこからさらに25年後の話になります。
グローグーは何歳なのか
シーズン1の時点で50歳です。
9 ABYから逆算すると、41 BBY生まれということになります。
ヨーダと同じ種族はとても長生きなので、50歳でもまだ赤ん坊あつかい。
エピソード1の10年近く前から生きていた計算になります。
グローグーとヨーダは同じ人物なのか
別人です。同じ種族というだけで、血のつながりも明かされていません。
ヨーダはエピソード6の4 ABYで亡くなっているので、9 ABYが舞台の『マンダロリアン』とは時代がすれ違っています。
過去の話でもありません。
ボバ・フェットはサーラックに落ちたはずなのになぜ生きているのか
落ちたのが4 ABYのエピソード6で、『マンダロリアン』は9 ABY。
5年のあいだに自力で這い出していた、という設定です。
その空白の期間が『ボバ・フェット/The Book of Boba Fett』の回想で描かれています。
9 ABYという年号を押さえておけば銀河の地図はもう迷わない
『マンダロリアン』の時代は、9 ABY。『ジェダイの帰還』から5年後、『フォースの覚醒』の25年前です。
覚えておく数字はこれだけで足ります。
この1点さえ刺しておけば、あとは全部そこからぶら下がります。
帝国は倒れたばかりで残党が残っている。新共和国はまだ辺境まで手が回らない。マンダロリアンは大粛清で散り散りになったあと。
この3つは、ぜんぶ「5年後」という距離から説明がつきます。
シーズン3や映画がきっちり何年なのかは、公式の中でも意見が割れたままです。
ただ、そこは物語を追ううえで困る場所ではありません。
9 ABYから数年のうちの出来事、と大づかみに持っておけば、どの作品を見ても迷子になりません。
時代がわかると、見え方が変わる場面があります。
ストームトルーパーの装備が旧三部作のままなのも、アーマラーがベスカーに手を触れて黙りこむのも、ルークがまだ若いのも、全部「まだ5年しかたっていない」から。
次に第1話を開くとき、この5年という距離を頭の片すみに置いてみてください。
荒野を歩くあの背中が、少しだけ違って見えるはずです。

